2015年6月21日日曜日

久しぶりの孤独(メキシコ:15日目)


11日間、一緒に走ったダディとお別れの時。



メキシコ(Santa Rosalia)〜
<15日目>



サンタロザリアの町を出ると、今日もまたゆるいアップダウンが続きます。

最初はきれいな海岸沿いだったけれど、次第に内陸へ。

POLICIA=警察

地味にアップダウンがキツい。

走りながら言うかどうかずっと逡巡していたのですが……
意を決してダディに告げる事にしました。

「ダディ、そろそろ別々に別れて走らないか……?」と。


実はここ最近ずっと、ダディから独り立ちする必要性を感じていました。

というのも、ダディがとても親切で、
宿やキャンプの交渉をスペイン語で全てやってくれるので、私はほぼ何もしていない状態が続いていたんですよね。
毎日、ただひたすら走るだけ、という。

このままダディにおんぶに抱っこで進む手もありますが、やはり旅行中に起きる問題は自分で解決していく方が面白い、はず……


私の英語力ではダディに思いの丈を全て伝える事はもちろん出来なくて、ちょっとお互いにもどかしい気分になったりもしたのですが、この後、ダディは気持よく私の提案を受けてくれたのでした。

ダディ、ホントにいいやつ!(´;ω;`)


ダディと別れた後に一泊した町。


お昼すぎ、Mulegeという町に到着。
ここで別れよう、という事になりました。

ダディは「一足先の町に進むよ!」とのこと。
私はここで宿に泊まる事にしました。

硬い握手を交わして、ついにダディとの別れ。
11日間、本当に楽しかった。

ありがとう、ダディ!



ダディと別れてから、久しぶりの1人だけでの宿探しが始まります。
しかし……やっぱり英語、通じない……(つД`)

なんとか、片言のスペイン語を駆使して、宿を確保したのは2時間後。。。
疲れた……けど、これこそが期待していた旅行経験という感じかも。


宿は300ペソ(2,400円ぐらい)とかなりのお値段。
もしまだ二人で走っていて、ダディと2人で部屋をシェアできたら半額だったなぁ、と思ったりもしたのですが、仕方ないですよね。。

晩御飯時の話し相手も無く、おやすみを言う相手もおらず、ちょっと寂しい気分を久しぶりに味わいながら就寝。



(走行日:2013年3月23日)

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