2015年6月18日木曜日

地獄のランデブー(メキシコ:13〜14日目)

  


メキシコにもキャンプ場があった!(失礼)
しかもめちゃくちゃ綺麗でした。



メキシコ(Guerrero Negro)〜
<13日目>





今日の目的地も130km先。

計画はダディが立ててくれたのですが、
ッキリ言って初心者の自分にはキツい……( ;-ω-)

それでも無理をして進みます。

休憩時にはストレッチ。


バナナはおやつには入りません。
道中、
「うわあああああ〜〜〜〜!!!」と叫ぶ事案が発生。

自転車に乗っていると、大量のハエが顔にひっついてきました。
うげぇ〜、めちゃくちゃ気持ち悪い!

後で知ったのですが、砂漠ゾーンを自転車で走ると、ハエにまとわり付かれる事がよくあるそう。
我々人間の発している汗(砂漠には水が無いから?)に、ハエが引き付けられているのかもしれませんね……


ハエを振り切る為に二人で全力疾走。

必死に走って速度(30km/hぐらい)を出せば振り切ることは可能ですが、少しでもスピードを落とすと、どこからともなく、またハエがまとわりついてきます。

ここは地獄か……

しかし、途中から全力で走って振り切るのは諦めました。
なにしろ、上り坂や向かい風では速度が出せないから、どうやっても振りきれないし!

死ぬほどウザいハエとのランデブー走行。
気分は最悪。泣きそうな顔で我慢しながら走り続けます。


荒野に急に出現する商店。なぜこんなところに。

ハエとの終わりなき戦いも一時休戦。
商店を発見したので、ここに避難&昼飯です。



お店の中は小奇麗な感じ。スタッフもフレンドリー。

ゆっくり休憩したあと、再出発。

商店からしばらく走り続けると、ハエは途中からパッタリと出なくなりました。
もしかするとハエは午前中が一番活発なのかも?

助かったぁぁぁあああ……!!!
私は虫とかが苦手なので。


その後もひたすら走ります。


見渡す限り。
サボテン、サボテン、サボテン。

やっとのことで130kmを走破。
辿り着いた町には、なんとキャンプ場が。

しかしそこは、ヨーロピアンのお金持ち向けに無理やり作られたキャンプ場という感じで、メキシコらしさを全く感じられない所でした。


たしかに景観は最高。
今まで見てきたメキシコっぽい景色はどこへやら。
外国人(白人)旅行者の為だけに人為的に作られた世界観には、なぜか若干の居心地の悪さを感じてしまいます。

ダディは「ここはナイスプレイスだ!」と興奮していましたが。
う、う〜ん……



メキシコらしくな〜い

宿泊費は、テントで1人あたり60ペソ(480円ぐらい)。安い。
今日は、ここに宿泊です。


メキシコ(San Ignacio)〜
<14日目>

またしても、固い地面の感触を背中に感じながら起床。
はい。また、マットレスの空気が抜けていました。

トゲトゲ植物でパンクした箇所は全て塞いだつもりでしたが、どうやらまだ他にも穴があったみたいです。
一応の応急処置はしましたが、まだ他にも穴がありそう。

どこか落ち着ける場所でしっかり直さないと……

朝から精神的にどっと疲れてしまいましたが、今日も走り始めます。


どこまでも荒野が続くので、さすがに飽きるw


相変わらずの少ない交通量。走りやすいです。


ちょっと休憩。

ダディがすごく早いペースでガンガン走っていくので、写真もあまり撮らずにがんばってついていきます。

ひいぃぃ、しんどい。

ひぃひぃ言いながらも、サンタロサリアという今日の目的の町に到着。


ここもちょっとした観光地みたい。

ダディと一緒に走ると、ペースが速いので目的地に早く到着できるのですが、
正直、ダディのペースに合わせるのが辛くなってきました……



(走行日:2013年3月21〜22日)

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