出発直後のフル装備はこんな感じ。60kgくらい。
(この後も順調に荷物が増えていき、70kgに到達するのですが……)
それではそれぞれ説明していきましょう。
(全部説明しても長いだけなので、主要なパーツだけ。)
フレーム
社名 :Surly(サーリー)
商品名 :Disc Trucker (2012年モデル)
購入価格:送料込みで約50,000円。
自転車の基本となる部品。ディスクブレーキ(土砂降りの雨でもぎゅぎゅっと効く優れもの)に対応していて、頑丈そうなやつを探していたらこれに行きつきました。
シフター (変速機)
社名 :Shimano(シマノ)
商品名 :105 ST-5703-L デュアルコントロールレバー トリプル (AA)
購入価格:約20,000円。
「ブレーキ」と「ギア」を簡単に操作できる素晴らしい機械。ハンドルバーにつけて使います。ブレーキレバーはギアの操作にも使うのですが、まさにメカ!という動きをするので、初めて触った時はめちゃくちゃ感動しました。操作しているだけでも楽しいお気に入り装備。
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ハンドルにつけるとこんな感じ。 |
実際にギア操作をしている動画を見たほうが、分かりやすいかも。
ホイール
ホイールはお店で完成品が買えるのですが、壊れた時に直せるスキルを身につけたかったのと、とにかく頑丈なやつが欲しかったので、自分でイチから組む事にしました。 (AA)
イチから組む場合は、「リム」「ハブ」「スポーク」という部品を別々に購入する必要があります。
- リム
社名 :Sun Ringle(サンリンゲル)
商品名 :RHYNO LITE (AA)
購入価格:前後の2つで約8,000円。
タイヤをつける枠の部分です。このリム、自転車旅行者の間では「超頑丈!」という評判で、確かにどんな悪路を走っても全く壊れそうにありません。その代わり、メチャクチャ重いのが玉にキズ。
- ハブ
社名 :Shimano(シマノ)
商品名 :Deore XT HB-M785-L (AA)、Deore XT FH-M785-L (AA)
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購入価格:前後の2つで約8,000円。
中心で軸として回転するパーツです。後輪側のハブは、ギアをつける事ができるようになっています。
(追記)走行距離20,000kmぐらいで、後輪側のハブがパカっと割れて壊れました。荷物が重すぎたのが原因?同じやつを買い直したので、あと20,000kmは走ってくれるはず。
- スポーク
社名 :DT SWISS
商品名 :Champion 2.0mm(264mmと266mm)
購入価格:それぞれ36本+予備1本の、合計74本。約4,500円。
ホイールの中心(ハブ)から放射線状にリムと繋がる細い棒。ホイールで起きるトラブルで一番多いのはスポーク折れらしいので、これも頑丈なやつを選びました。そのせいか、今まで一本も折れたことがありません。
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こんな感じで先にハブの穴に通して、その後にリムに繋ぎます。 |
スタンド
社名 :ESGE(エスゲ)
商品名 :ダブルレッグスタンド (AA)
購入価格:約5,000円。
写真を撮る時や、自転車の簡単なメンテナンス時などに大活躍。最初は要らないかなぁと思っていたのですが、そんな事はありませんでした。2本足なので安定感もバッチリ。毎日めっちゃ重い自転車を支えているのに全く壊れる気配もなく、頑丈すぎて怖いレベル。
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折りたたみ時、2つの足が重なり合ってコンパクトになる仕組み。 |
カギ
社名 :ABUS(アブス)
商品名 :Bordo 90cm Folding Bike Lock (AA)
購入価格:約12,000円。
大事な自転車を守ってくれる、カギ。海外は恐ろしい所だから、とにかく頑丈さが必要!と思ってこれを選択。しかし……実際のところ、自転車を外に長時間放置したり、目を離す事はあんまり無いんですよね。宿に泊まるときは、部屋の中に自転車ごと入れちゃうし。宿からは徒歩で外出するし^^; それでも、いざという時には安心できるカギということには間違いありません。
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折りたたむとコンパクトに。最近のモデルは軽くなっているみたい。 |
こんな感じでパーツ選びは「頑丈さ優先」「重量は無視」。
次は、その自転車よりもはるかに重い、持ち運ぶ荷物について紹介したいと思います。