Tepicの町は近くて遠かった……そして恐るべき事態が。
メキシコ(ルイス)〜
<35日目>
起床は10時頃。
というのも昨日泊まった安宿では、住民(?)夜遅くまでDVDを大音量で見ていたせいでなかなか寝れなかったのでした。。。。
なんで部屋のすぐ近くにテレビつけちゃうかなぁ、この人たちは!( ;∀;)
起床後はのんびりと町を探索。
というのも昨日泊まった安宿では、住民(?)夜遅くまでDVDを大音量で見ていたせいでなかなか寝れなかったのでした。。。。
なんで部屋のすぐ近くにテレビつけちゃうかなぁ、この人たちは!( ;∀;)
でも安かったから許す。 |
起床後はのんびりと町を探索。
ルイズ!ルイズぅぅうううわぁああ!じゃなくて、ルイスです。 |
町中はこんな感じ。
そこそこ綺麗な町。 |
町中をウロチョロしていたら工事用具を取り扱っている店を発見したので、蛍光ベストを購入。
これを装備しておく事で、これからの走行、特に夜間の走行ではかなり安全となることでしょう。
いのちをだいじに。 |
工事関連用具が所狭しと並ぶ店内。 |
せっかくなので記念写真。 |
さて、そろそろ出発しますかね。
TEPICまではたった60kmちょい。楽勝でしょう。
と思っていたのが間違いの始まりでした……
延々と続く登りの始まりでした。。。
しかも路側帯が死ぬほど狭い。交通量も多い。やばい。 |
ここまでで、大した登りを経験していなかった事もあり、登りを甘く見ていました。
あとで調べてみたらこんな感じ。
この情報を事前に知っていればなぁ…… |
いったい、いつになったら終わるんだろう、この登り……
と、攻略本無しでプレイするRPGと同じぐらい不安な気持ちで登り続けます。
そしてついに……
きたあああああっ!!! |
満身創痍、ギリギリ日没前に到着。
安心したら一気に体の力が抜けました。
そのあと、いい感じの宿も見つかってほっと一息。
一息着いたあとは、ATMでお金を引き出しに行くことにします。
そろそろお金の残金が少なくなってきたので。
宿の近くに銀行があったので、ATMにいつもどおりカードを入れたのですが……
……
……(10分ほどたった)
Please wait 的な画面から10分ほど画面が進まない状態のままではありませんか。
え、まさか、これ、もしかして伝説の……!?
ぬわーーっっ!! |
ついに画面が進んだと思ったらまさかのWindows再起動。
ってこのATM、Windowsで動いていたんかいっ!!
という突っ込みをしつつ、カードが出てくるか待ってみます……
が、当然のごとくクレジットカードが出てきません。
はい。クレジットカード、
飲み込まれました(´;ω;`)
銀行は既に閉まっている時間だったので、とうぜん銀行のスタッフなんて居ません。
さすがにクレジットカードが吸い込まれたままになるのはヤバい。
スペイン語がまともにしゃべれない私では、正直どうしてよいかもわかりません。
こうなったら、そこら辺を歩いているおっちゃんの中から、お金持ちそうなおじさんを見つけて、助けてもらう作戦を実行です!
せわしなくキョロキョロと、周りの人が見ていたら挙動不審とも言える行動で探していたら、身なりの良さそうな紳士が高級そうな車から下りてこの銀行のATMを使おうと歩み寄ってくるではありませんか。
よっしゃあぁぁぁ!!!きたーーー!!
英語でおじさんに事情を頑張って説明。
なんとこのおじさん、いちおう英語が通じました。奇跡。
おじさんが言うには、
「既に営業時間過ぎてるから、電話しても誰も出ないねぇ。今日は金曜日だから、月曜日にもう一度この銀行に来るしか無いんじゃないかな……」
との事。
何の用事もないのに、この町に三連泊が決定した瞬間でした……
営業時間は月〜金の8:30〜16:00と書いてある。 |
カードが吸い込まれたATMは、再起動後は普通に動いており、おじさんのカードも普通に使えたので、おそらく私のカードはATMの中の一時保管庫?みたいな所に移動しているのでしょう。たぶん、いやそうであってほしい……
おじさんにお礼を言い、とにかく一度宿へ戻り、日本のクレジットカード会社に電話してみることにしました。
クレジットカード会社のお姉さんが言うには、
・そういう場合は一時停止の処置が可能。
・一時停止は特例措置。一週間が限度。それを過ぎたら再発行になる。
・月曜日にカードが入手できたらすぐに電話してこい
とのこと。
この一時停止という措置を行うことで、ひとまずはカードの不正利用などは防止できそうです。
ショボ──(´・ω・`)──ンな気持ちで、今日の晩飯はハンブルゲサ(スペイン語でハンバーガー)。
おやじがいい味出してるぜ。 |
果たして、無事にクレジットカードを取り戻す事が出来るのでしょうか……
不安だーーー!
(走行日:2013年4月12日)