2015年12月28日月曜日

警察に厄介になるの巻(メキシコ:39〜40日目)




ついにTEPICの街を脱出。
その次に待ち受けていたのは警察でした。



メキシコ(TEPIC)〜
<39日目>




9時半に宿を出発。
しかし、とにかくTEPICの街はでかい。

街を脱出するだけなのにかなり時間がかかってしまいました。



景色もいいし、高速道路は快適なんだけれど、とにかく坂!坂多すぎ。
自転車旅行初心者の私には相変わらずキツい。

それでも頑張って走って、今日はイストラン・デル・リオという町に到着。
さっそく町で宿を探す事にしたのですが、
この町、困った事に宿が2つしか見つからないのです。

1つは満員で泊まれないし、
1つは550ペソ(4,000円ちょっと)!

余裕で予算オーバーです。。。

他に安い宿は無いかなぁ、と町をウロチョロしてたら、なんか現地のおっちゃん達が声をかけてきてくれました。

親切なおっちゃん達

おっちゃん「おい、ボウズ!どうした? 何?この町で安い宿を探してるだと? よしわかった、とにかくこのトラックの荷台に乗れ!!」

スペイン語が全然分からない私ですが、たぶんこんな事を言ってたような気がします。
半信半疑、おっちゃん達に言われるまま、車の荷台に自転車ごと乗せてもらったのですが、

着いた先は……

!?

警察署だし!

工エエェェ(´д`)ェェエエ工

どうしたらいいんだ、これは。。。


警察署でも勿論&当然、英語なんか通じないので、身振り手振りでコミュニケーション。
どうやら警察署のおっちゃん達曰く、警察署の中はダメだが、となりの墓地の前にある公園にならテント張って寝ていいぞ、とのこと。

超展開キマシタワー(゚∀゚)

まぁ折角なので、テント張らせてもらうんですけどね。

この後、警察署の人達に、この近くでうまい飯屋が無いかを尋ねたところ、なんと警察車両の荷台に乗せてくれて、わざわざ中華料理屋まで送り迎えまでしてくれました(^^;;;

至れり尽くせりとはまさにこの事。

とりあえず警察署の目の前って事で、安全そうです。
宿代タダでラッキー。とにかく寝よう。



メキシコ(イストラン・デル・リオ)〜
<40日目>

一夜明けて朝。

墓地だけに静かに眠れるかとおもいきや、野犬うるせーーー!!!
という感じであまりぐっすり眠れませんでした……

なんにせよ、警察署の人達にお礼を述べて今日も出発です。

自転車は警察署の中に預かってもらってたので、盗難の心配は無用でござる。
こう見えても、全員警官。


町から出て途中までは、この町のサイクリストの兄ちゃんが一緒に並走してくれたり。


自転車屋で働いてるそうな。

今日も高速道路をひた走ります。


途中のサービスエリアで昼飯。

そしてパンク。避難できる日陰があまりないから死ぬほど暑い。

針金が突き抜けてるーーー。

今日もUp & Down 多いなぁ。

そしてついに、テキーラの町に到着。
そう、その名前が示すとおり、お酒のテキーラで有名なあの町なのです。

しかし!
到着時間からしてすでに時間が遅く、どこの酒屋も閉まっている……!

わざわざ寄ったというのに……ショボ──(´・ω・`)──ン




(走行日:2013年4月16〜17日)

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