2016年1月3日日曜日

モレーリアを目指して(メキシコ:52〜54日目)



グアダラハラからは一気にモレーリアまでひたすら走ります。






メキシコ(グアダラハラ
)〜
<52〜54日目>


長く滞在したグアダラハラを後にして、次は3日かけて「モレーリア」の町まで走ります。



途中、いくつかの小さい町を抜けていきます。

1日目は高速道路ではなくて、一般道を主に走ってみました。
というのも、事前に調査したら高速道路よりもアップダウンが少ないみたいだったのです。

が、これが失敗……

たしかに一般道はアップダウンが少ないのですが……
異常な数の「トペ」(※)が設置されていたのでした。

※ 車のスピードを緩める為に道路上に作られた、かなり大きな段差。(車にとっては大した事ないけれど、自転車にとってはとても危険なジャンプ台となる!)

トペ ✕ 100 ってぐらいの数が設置されてます。ひどい……( ;´∀`)

こんなところ走ってたら、死ぬ。
ということで、2日目からはまた高速道路に戻ります。


おそらく、メキシコシティまでの距離。もうちょっとだ。


2日目に泊まったパニンディクアロという町はしょぼかったけど、宿は安いしキレイだしでいい感じです。


一泊180ペソの安宿。ネットは無いけど部屋とバスは超キレイ。

そして町で謎のダンスを踊るメキシコ人たち。

毎日タコスだけど、毎回違う味で飽きない。

3日目は標高2,500mぐらいの峠を越えていきます。
そしてまた一般道を走ります。



ここがだいたい標高2,500mぐらい。

ダウンヒルが来たと思ったら、必ず途中にトペ……

トペが出てくるたびに減速を余儀なくされるので、気持よく走れない……
一般道はもう走りたくないなぁ。


そしてパンクもする。

夕暮れ過ぎ、キレイな町並みが見えてきました。


おおっ


着いた〜〜〜!!!

思っていた以上に、モレーリアの町は規模が大きい雰囲気。
ラッキー!

というのも実は、自転車のペダルを踏むたびに原因不明の異音が最近鳴っていたので修理したいと思っていたのです

BBという部品が異音の原因と思われたのですが、実はそれを分解する為の工具は持ってきていません。でもこれぐらい大きな町の自転車屋なら、それぐらいの工具は持っているんじゃないかな?と期待ができます。


宿を探しながら町の中心地に自転車を走らせていると、MTB(マウンテンバイク)に乗ったおじさんを発見しました。

自転車の事で困ったら、現地のサイクリストに聞くに限るの法則!

早速、自転車屋があるか聞いてみました。
もちろん英語なんて通じないので……お互いに四苦八苦しながら、時間をかけて意思疎通。

おじさん「メカニコ(メカニック)の居る自転車屋なら知ってるぜ、ついてこい!」
私「ホントに理解してくれてるんかな。。(かなり心配)」

で、おじさんについて走って行くと……

ここだよ、ここ!

お見事!
MTBのおじさん、まともな自転車屋さんに連れていってくれました!
ありがとう〜〜〜!!!!

で、異音の原因と疑わしきBBを分解してもらったのですが、自転車屋のメカニック曰く
「ここは問題ないよ。どうやらペダルにガタがあるから、それが異音の原因かも」
とのこと。

今まで気づかなかったけれど、確かにペダルにガタがあります。
異音の原因はペダルだったのか……その発想は無かった!

やるじゃん、メキシコのメカニック。
とっても勉強になりました……

ちなみに軽くメンテもしてくれて、タダでした(^^)

彼らにお礼を告げて、宿へ。
ペダルの修理は後日、自分で分解して直すことにします。


(走行日:2013年4月28〜30日)

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